「都立高専白馬山荘」静かに役目を終える

 都立高専白馬山荘は、都立高専学生の 体位向上と心身鍛練の目的で昭和38年7月、都立高専後援会が保護者はじめ教 職員からいただいた資金をもとに長野県下白馬山麓に土地を取得し、校外施設と して建設したものです。

 その開設に際して、都立高専後援会と財団法人鮫洲会との間で1962 年に取り交 わされた寄付申入書の中の条項「白馬山荘の土地と建物を財団法人鮫洲会に寄附 し、これらの優先使用権を都立工業高等専門学校に所属すること、また、都立高専 白馬山荘の管理・監督・運営を都立工業高等専門学校に委任する」に従って、財団が 法律上の所有者、資金は後援会負担、運営、事務は学校の担当で山荘の維持運営 を続けてきました。

 しかし、現在、学校行事であるスキー教室は白馬山荘を使用しておらず、また学 校側が山荘の運営、事務から一切手を引きましたので、後援会に負担がかかるこ とになりました。後援会では、今後の山荘運営・維持を担いきれないことから山荘 の閉荘もやむを得ないとの結論に至りました。

 そして、後援会、(財)鮫洲会、同窓会、学校との間で学校が持っていた管理運営等一切の権限を(財)鮫洲会が継承することなどについて合意書を交わしました。しかし、「都立高専白馬山荘」をどのように閉じるかについては現在検討中です。

 このような経緯から、長い間利用してきた白馬山荘は静かにその役目を終えることになります。